ハゲの原因は食事？！薄毛に繋がる生活習慣と主な対策方法まとめ

薄毛に繋がる生活習慣と主な対策方法・1

高脂肪食品の摂取

高脂肪食品を摂取すると頭皮の皮脂分泌量が増加します。そして余分な皮脂が毛穴を塞いだり頭皮に炎症を起こすことで、髪の毛の正常な成長が阻害されて薄毛になる場合があります。さらに頭皮環境が悪化すると頭皮に塗布するタイプの育毛剤や育毛シャンプーの効果が半減するため、発症した薄毛が進行しやすくなります。

また、高脂肪食品の摂取が原因で血液中の中性脂肪や悪玉コレステロールが増加すると血行が悪化するため、髪の毛の成長に必要な栄養分や酸素の供給が滞って、髪の毛が栄養不足の状態に陥りやせ細る場合もあります。そのため、薄毛を予防したり症状を改善したい方は高脂肪食品の摂取を控える必要があります。

ダイエット

ダイエットのために極端な食事制限を行うと、栄養不足の状態に陥った身体が少ない栄養分を生命維持に関係する部分へ優先して供給するため、髪の毛への栄養供給が削減されます。そして栄養不足になった髪の毛がやせ細って薄毛になる場合があります。

また、人間は一日に必要な水分量の半分近くを料理から吸収するため、ダイエット中は身体が脱水状態になります。そして血がドロドロになり血行が悪くなることで、髪の毛の成長に必要な栄養分や酸素が十分に供給されず、髪の毛がやせ細る場合があります。

さらに、ダイエットに伴うストレスが原因で起こるホルモンバランスの乱れが男性ホルモンの分泌量を増加させて、AGA(男性型脱毛症)の症状を悪化させる可能性もあるため、薄毛が気になる方は極端な食事制限などのダイエットを控える必要があります。

運動不足

体内の血行が悪化すると髪の毛が成長するために必要な栄養分や酸素の供給が滞り、栄養不足の髪の毛がやせ細ることが原因で薄毛になる場合があります。そのため、運動不足による体内の血行悪化が薄毛を誘発する場合があります。

また、運動不足が原因の肥満も薄毛の原因に繋がるため、薄毛対策にはジョギングやウォーキングなどの適度な運動を行う必要があります。

薄毛に繋がる生活習慣と主な対策方法・2

睡眠不足

頭皮や髪の毛が日中に受けたダメージは、睡眠中に分泌される成長ホルモンの働きによって修復されます。そのため睡眠時間が不足していると、成長ホルモンの分泌量が低下して頭皮や髪の毛の修復が十分に行われません。そして蓄積したダメージが薄毛や抜け毛の原因に繋がる場合があるため、薄毛が気になる方は睡眠時間を十分に確保する必要があります。

通常のシャンプー

一般家庭の多くが使用しているシャンプーには石油系界面活性剤という成分が含まれています。石油系界面活性剤は洗浄力が強すぎるため、外部の刺激から頭皮を守るために必要な皮脂まで洗い落としてしまい、頭皮環境を悪化させて薄毛を引き起こす原因になる場合があります。そのため薄毛が気になる方は、頭皮環境を守りながら髪の毛や頭皮を清潔にできるアミノ酸系界面活性剤が含まれた育毛シャンプーを使用しましょう。

お酒の飲み過ぎ

お酒に含まれているアルコールは、肝臓に運ばれたあとに分解されてアセトアルデヒドという毒性の物質に変わります。本来はそのあとに解毒されて酢酸という害のない物質に変わりますが、お酒を飲みすぎると肝臓による解毒が不十分になり、アセトアルデヒドが体内に残ります。

そしてアセトアルデヒドが体内のテストステロンをDHT(ジヒドロテストステロン)というAGAの原因物質に変える場合があります。そのため、AGAの治療成分が含まれた育毛剤などを使用してAGA治療を行っている方が大量のお酒を飲むと、治療成分の効果が薄れたりAGAの症状が悪化する場合があるため、飲酒量に注意する必要があります。

喫煙

煙草の煙に含まれているニコチンには、血管を収縮させる作用があります。さらに喫煙は体内の悪玉コレステロールを増加させるため、血液がドロドロになります。そのため喫煙が原因で頭皮の血行が悪化して、髪の毛の成長に必要な栄養分や酸素などが十分に供給されず薄毛になる場合があります。

さらに喫煙はAGAの原因であるDHTを増加させる可能性も指摘されています。そのため薄毛を気にしていたり、すでに育毛剤などを使用している方は禁煙する必要があります。