AGAに良い育毛剤は？5α還元酵素を抑制する成分に注目！

男性ホルモンによる薄毛への対策方法

AGAは5α還元酵素に原因がある

男性ホルモンのテストステロンが5α還元酵素により、DHTと呼ばれる男性ホルモンの一種へと代謝されるとAGAの症状が始まります。

額の生え際から薄くなる、つむじから薄くなる、その両方から薄くなると主に3つの症状があります。どの症状でも最後には薄毛が大きく広がってしまいます。薄毛が広がるほど悩みが大きくなるため、早めに薄毛対策を施したいところです。

育毛シャンプーでは期待薄

育毛シャンプーは文字通り、育毛が目的となっています。頭皮の環境を改善し育毛することは期待できるものの、AGAの改善は期待薄です。育毛シャンプーは抜け毛が増え始めたと言う初期の段階のみに使用して下さい。

5α還元酵素を抑制する育毛剤で対策

AGAによる薄毛を予防するには原因となっている5α還元酵素を抑制することが必要です。しかし5α還元酵素を抑制する成分が含まれていない育毛剤を頭皮に塗布しても改善できない可能性大です。最近では公式サイトで販売する育毛剤が多くなりました。選択肢が増えたものの、ただ適当に選ぶだけでは失敗する恐れがあるのです。

5α還元酵素を抑制する成分

5α還元酵素には1型と2型があり1型は皮脂腺に、2型は額の生え際や頭頂部の毛乳頭に存在しています。5α還元酵素を抑制する成分にはヒオウギエキスやオウゴンエキスなど様々な種類があります。1型を抑制する成分、2型を抑制する成分とあるため、両方含まれている育毛剤を選ぶのがおすすめです。

オウゴンエキス、チョウジエキスなどは1型を抑制、ヒオウギエキスやアロエエキスなどは2型を抑制します。植物由来の成分のために副作用の心配はほぼありません。

注目成分のキャピキシル

キャピキシルと言うビオカニンAとアセチルテトラペプチド3で作られている成分はさらに有効です。ビオカニンAはレッドクローバーと言う植物由来の成分で女性ホルモンと似た働きがあります。このビオカニンAには1型も2型も抑制する作用があるのです。

アセチルテトラペプチド3はアミノ酸で構成されており、優れた細胞修復力を持っています。そのため毛母細胞の活性化による発毛促進が期待できると言う特徴があります。キャピキシルを3%以上配合した育毛剤には、開発メーカーからエンブレムの付与が行われます。

このエンブレムがあるとキャピキシルを高濃度配合した証となります。エンブレムの無い育毛剤は選ばないほうが良いです。

育毛サプリ配合のノコギリヤシ

頭皮に塗布するのが育毛剤、口から飲むのが育毛サプリです。このうち育毛サプリの多くでノコギリヤシエキスと言う成分が含まれています。このノコギリヤシエキスにも1型2型の両方を抑制する作用があります。育毛剤と育毛サプリと併用するとさらに期待値が大きくなります。中には育毛剤と育毛サプリとセットで販売するメーカーもあり、併用しやすくなっています。

生活習慣にも注意

肉類ばかりの食生活に注意

肉類ばかりの食生活と言う方は男性ホルモンの分泌量が増えることがあります。DHTの影響を受けやすくなるために注意が必要です。バランスの悪い食生活は栄養素が不足しやすいです。毛髪のためにも野菜や果物、肉類、魚介類などバランスよく食べたいところです。忙しくて自炊するのが難しいと言う方はサプリメントで補うと良いです。

喫煙に注意

喫煙すると男性ホルモンの分泌量が増えることがあります。男性ホルモンには様々な種類があるものの、殆ど全てで増えると言われており注意が必要です。さらにタバコの煙に含まれるニコチンには血管収縮作用があります。

頭皮の毛細血管が収縮すると、栄養と酸素が不足して毛髪に悪影響が出る可能性があります。喫煙は毛髪だけじゃなく、健康にも悪影響が出るために禁煙して下さい。